昨日書き忘れたことですが、最近私の身の周りで目にすること、触れることのレベルが低くなって来ているせいか、考え方、捉え方のレベルが低くなって来ていることに、昨日ふと気付きました。
昨日見た試合も、選手たちのランキングはどちらも高かったのですが、何が特出しているわけではありませんでした。
これを見て、 ”そうだった、何複雑に考えないで、力強く進むだけだった!” と再認識させられたのです。
もちろん、その技術一つひとつはそれなりに凄いのですが、別に天才でなければ出来ないことでもありません。
要はどれだけ周りに惑わされることなく、力強く進めるかです。少しでもこれを忘れて子供たちを引っ張って行こうと考えていた自分を叱咤しました。
それからプレーヤーズラウンジで、子供たちへサインや写真をお願いしたときに、みな快く応じてくれたことが印象的でした。
確かにその場所は誰でも入れるわけではないので、我々のことを重要な人か何かに思ってくれたこと、私らの後から次々に人が寄ってくることがない余裕があったのでしょう。ですが、今まで私の接して来た選手でも、レベルが高い選手ほどサービス精神に富んでいました。
これは選手の活動の原点である、プロテニスはファンに支えられて成り立っているということをその選手たちは知っているからでしょう。
あまりレベルが高くない選手ほど、自分は凄いんだから寄るなみたいな勘違いの接し方を、ファンへする場面をよく目にしました。
これは正に自分の首を絞めるようなもので、本当に世界の頂点に立ち、自分を万人に認めてもらえない限り人気はなくなり、そうなるとスポンサーは離れて行き、選手活動自体が出来なくなります。
このことは選手には子供のころから、我々指導者や親が少しずつ伝えて行くべきことでしょう。このような大事なことを皆さんにお伝えすることもなく、昨日のブログを終えた私も、舞い上がっていたか、何か勘違いをしていたのでしょう。
常に足元を見て行かなければならないですね。私の反省です。
1 件のコメント
お久しぶりです。
確か、昨年も再会されてましたよネ。
コ-チの義理堅さと、愛するテニスの世界を生徒に見せようと奮闘してる熱が伝わりますよ~!!