こんにちは!今日もユイの全国選抜予選の帯同で有明に行きます。前回と同じように昨晩もノアに泊まって、朝オオシマ号にピックアップしてもらい、国立グリーンヒルでアップしてからです。突然話はそれて、今インドアでは多数のコーチ達が体調不良で、他のコーチ達が休みも返上してフル回転で凌いでいます。レッスンが1日中になるのに、代行の依頼を嫌な顔ひとつしないで頑張ってくれていますが、今度はそのコーチ達がダウンするのでは?と心配になります。そんな状況下での帯同ですから、私も頑張ることにします。えっ?じゃあいつもは適当なのかって?そんなことはないですけどね!今日は風がいくらがあり、ボールが動かされます。ユイはそれに上手く合わせられないようで苦戦してる。しばらく自力で合わせられることを待っていたのですが、ヤツの顔は能面のようになって「入らない!」と言ってきたので、一旦止めて何が起きているかを説明してから球出しに変えました。分かればなんてことはない。だって技術は持っているのですから。まーこの辺の自己管理能力の成長が、これからの課題でしょう。ともあれ笑顔に戻ったので良かった!
有明への車での移動では、今回もショウが大人しくて快適なひと時を期待していましたが、どうやら前回は久し振りに私と一緒で緊張していたかららしく、今回はいつものショウ… でも途中から眠りに入ってくれたので、今心穏やかにこれを書いています。会場に着いて大会本部に行くと、試合進行は早いよう。ユイが「もうアップする!」と焦るので「NBだから12:30(予定時間)だ!」と言って治めましたけど、全くさっき言ったばかりなのに… と今は1人になって、トイレに篭って書いています。
ショウは今日も会場に着くなり、自身の仕事場を作り上げて作業をし始めました!
試合が始まりました。隣ではダイスケがやってる!頑張れ!あれ?でも負けてしまったような… そんなことを言っている場合ではありません。ユイは試合前に私が伝えておいた「身体が踊っていいから力強いスピンボールな!」をしっかり…無視して…の立ち上がり。態勢を崩さない程度の振りで、何でもないボールを打っている。それでも相手がまだ合っていなかったためか、ミスが多い感じでシーソーゲームで進んでます。でも途中で相手が完全に整い一気に攻め込まれ、あっさりファーストセットを落とす。トイレットプレイクを取り、セカンドセットはしっかり打ち合い始めた。こうすれば先ずは相手がやり辛くなるから言ったのに。ちょっと荒削りの攻めの姿勢でしたが、これでセカンドセットをもぎ取る。さー、ファイナルはどうなるか?と思っていたら、崖から転げ落ちるようにミスを連発して、あっという間に終わってしまった… 何が起きた?試合後の振り返りでユイが言ってましたが、ファイナルで相手がいきなりものすごい勢いで来たから、心が押されてしまったそうです。それでは困りますが、良い勉強になったことでしょう。それも相手と戦うということのひとつです。ただ私の視点では、セカンドセットで不慣れなガンガン攻めていくプレーをしての心労もあったと思います。でももう少し整える必要はあるものの、これからはそういうプレーが基本としていかないと、強い相手にはやりたいようにされてしまうので、今回はその手応えが本人にも持てて良かったです。でも1番不満だったのは、サーブは本当に良くなったのに、それでポイントを取るくらいの思いを持って使っていなかったこと。だったらサーブを良くする必要はないし、何のために頑張って良くしたのか分からない。またセカンドセットで相手がダブルフォルトを何個かしましたが、それはユイが叩いてくる!というプレッシャーからです。いつもである必要はありませんが、そういうリターンも常備しておかないと。スイングボレーは頑張って挑戦していましたが、入れに行く感じで役に立っていませんでした。戦いとは先にも書いた、心の揺さぶりもあります。例え失敗して1点取られても(大事なところではダメです)、相手に「やられるかもしれない!」と思わるように叩いていけば、その後迂闊に上げてこなくなりますし、勝負してきて自滅を誘えることもあるでしょう。
ということで、MUFG予選はおしまい。ふー、とこれでひと息入れられると思ったら、「じゃあ来週はショウをお願いします!」と頼まれてしまった… 「えっ、あいつも?」と素直な心の声が出てしまいましたが、頼まれることは喜ばしいことでしょうから、やらせてもらうことにしました!まー今度はアップをユイがやってくれるから、まだマシか!
ということで、また来週!