こんにちは。今日は文字だけになりますが、ご勘弁を。
現在デベロップメントとエリートを合わせて18人の選手達が、週3〜5日来て頑張っています。見た目は活気があって良いのですが、毎日そのゴチャゴチャの中で成果を出させるために、常に子供達の取り組み方に目を光らせ、練習の課題（工夫した考え方）を伝え、そして管理しています。
そういう中でも大分上手く、力強くなって来ています。ですが子供達にも言ったことですけど、“ だからといって相手をやっつけられるわけではない。やはり良くなったものを使いこなせるように、中身を成長させなければ！ 成長と言っても分からないだろうから、もう少し簡単に言うと、それは自立することだ！” 。最年少のユータは「自立」を知りませんでしたが、知っている漢字で当ててごらんと言ったら正解！漢字の意味も言わせましたが、“自分で立つ！” と正解！よく出来ました‼︎これも皆に伝えたことですが手短に、” 自立とは人（親）から手をかけてもらわなくても、自分を管理できることだ！人からあれやこれや言われなくなったときに自立できたという！” と。まー見放されたときにも言われなくなりますが！
テニス選手であれば、そして高いレベルを目指すのであれば、中2くらいまでには自立できて欲しいものです。思い起こせば私なんか… あれ？ いつ自立したんだろう？ それともまだかな…？ くだらない話はこれくらいにして、我々ノアアカデミー国分寺は、これから何人が自立できるかにかかっています。最近見物客を楽しませるプレーができていますが、そんなのはどうでもいいことです。いかに真剣勝負において、怯むことなく各ポイントの結果を受け入れ、そこから更に発展したプレーができるか、またそれを次のラウンドでもできるかです。
先日懐かしい訪問がありました。ユカ（日本女子体育大学3年）、ユウカ（東洋学園大学2年）、ヨウヘイ（駒澤大学1年）が遊びに来てくれました。面白く、嬉しいことが、普通OB、OGは成長した姿（プレー）を自慢しに来るのですが、奴らは私の指導を求めている！ 教えると喜ぶのです！顔を見ていると本当に嬉しそうな表情をします！ まー確かに私の目は肥えているので、奴らのテニスくらいでは、まだまだ教えることは沢山ありますが！
でも奴らは本当に足を動かすようになりました。常に全てのボールに自分の最高をする準備ができています。奴らもやっと分かってくれたか、という思いです。これを後日子供たちに伝えました。先程の話に続けて、”奴ら（大学生）もやと分かったが、それじゃ遅い！ いつも理由も加えてその大切さ、効果を言ってるんだから分かれ！ そしてやれ！” と。
でも困ってしまうのが我が子供たち！いつも自分に来たボールにだけ十分な具合で足を動かしている者には良い効果が出ましたが、いつも無駄な動きがある者は、それが増幅してしまっている！いや～指導は難しい！ というか何でそんな動きをするの？ やはり指導は初めの段階で、やりたい様にやらせ、駄目なものだけを正し、特殊なものだけ導入すれば良いのです。初めから形式的な動きを教えると、それだけになって応用が利かなかったり、返って不自然で変なものになりがちですから。
やはりビジュアル的なものがないと、私の解読不明な文章だけではつまらないので、これを見てください。アメリカにいたときに生徒にいじめられているところです！ 意味ないですけど！