ちょっと懐かしい訪問

アカデミー国分寺

昨日2人のちょっと懐かしい訪問がありました。
一人はアカデミーの卒業生で早実3年生。私がこのプログラムを引き継いだ当初は親、子ともに結構色々ありましたが、別に私は悪気があってやっていたわけではないので、少しずつ理解してくれ、一番の問題であった物事のとらえ方の面でも成果も出始め、引退までには彼女なりに ”やれた!” と思えてくれたようです。
特に最後のほうは頻繁に電話、メールのやり取りをしたものです。そして最後の別れ際には私流(アメリカナイズされている)のハグでちょっと恥ずかしいような、しんみりした感じでした!昨日も皆の前で話してくれた後、私が一言かけたときには目が潤んでいたのは心に残ります。
一方もう一人は幕張総合(!随分遠いでしょ)というこれも頭の良い学校に通っており、何とも学年で2番くらいなそうで、私が埼玉で指導していた頃の生徒です。
この子との出会いは私がアメリカでまだ働いていたときで、3週間ほど練習に来てくれました。そのときに私の帰国が既に決まっていたので伝えたところ、 ”じゃ、行くから!” 私は社交辞令だと思っていたのですが、本当に来てくれたという始まりです。
この子は器用でいいのですが、プレッシャーの管理という上と同じ課題が主でした。いつも電話がかかって来たと思ったら号泣しているという具合でした。でも電話での話し、皆を集めてのメンタル講座などで少しずつ変わり始め、今年単複共に関東に出場し、複は全日本でベスト16まで行くという結果を残しました。
ベティーちゃんのような髪形になり、まだ高2ですが、この前受験に備える為テニスは引退と言っていたのですが、もう少し自分を追及してみるとのことです。
選手たちに話をしてもらったのですが、話の節々に ”このおっさん” ”変なおやじ” !? 最初は何言ってんだ?意味分からない!だったそうです。でも結局は言うことを聞いてやったら効果が出て来たとなど、私を立ててくることを一杯言ってれたのですが、子供たちは笑いっぱなし。
(実はこの時点で昨日帰宅しました)フェイスブックでは彼女たちのアップした写真を私の海外の知人が見て、私が元気に仕事をしていることを喜んでくれ、幾つかコメントも貰いました!
このアカデミーでも先を歩む者から、始めたばかりの者までの縦の線が長くなって来ました。少しずつこうやって進むべき道が子供たちにとってより鮮明になっていくことでしょう。その内日本を代表する選手が、このアカデミーから出てくるのでしょうか!?
えみ・ももこ.jpg
後ろの制服の2人です!

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