助っ人綾菜最後の日

アカデミー国分寺

昨年末からアカデミーでヒッティングをしてくれている我々の力強い助っ人、綾菜が大学の練習が始まるので、昨日木曜日に最後の手伝いに来てくれました。
思い起こせば、子供たちは皆、最初の内は彼女と打ち合うこともままならず、彼女を見る目が輝いていたのを思い出します。今は ”お姉ちゃん!” という感じで普通に話していますし、最後はメアドを交換したりしていました。
練習でも最近はかなり打ち合えるようになり、彼女のことを自分よりもちょっと上手い人くらいの見方をしていました。確かにこれでシングルスでもやらせれば、皆ボコボコにやられます。さすがに彼女はショットが安定しており、ゲーム運びが上手いです。でも皆結構やり合えるようになったので、自分の展開に切り返せたり、そこからやっつけることもできるようになりました。後はその回数を増やすことです。
でも何よりも良かったことは、全国級のレベルが身近に感じれるようになったことです。それがないと、いくら上手くなっても試合で ”シードだ!、関東出てる!” だけでビビッてしまい、程度の低いプレーになってしまいます。
テニス雑誌のコラムなど様々な機会に書いたり、よく言っていることですが、いつも隣でトッププロが練習していたり、食事をしていて、一緒に話をしたり遊んでいれば、夢が目標になり、良い所を見習ったり、そのプロを定規にして自分を確認、反省でき次に進めます。私はそのような環境で仕事をしていたので、よく知っています。これが今回の彼女の協力によっていくらか得られたのです。
でもこの ”見習ったり、そのプロを定規にして自分を確認、反省できる” の点が、うちのボケ夫、ボケ子ちゃんたち。慣れすぎて見過ごしている!彼女が目の前で良いプレーをしてくれているのにピーチク、パーチクお喋りしている始末!本当に腹が立ちました。全く自分のポケットマネーでわざわざ来てもらっているのに!!!
まー色々ありましたが、彼女は多くの良い影響、効果などを残してくれて、今日終了しました。これからは、その彼女の凄さを身近で感じることはできなくなりますが、今まで学んだことを活かして、これからも頑張ってもらいたいものです。
皆でお金を出し合い、結構高価なイヤーホーンと、皆で寄せ書きをした色紙をプレゼントしました。寄せ書きの中には何ともずうずうしく、 ”今度会うときには自分のほうが上手くなっているからね!” のようなコメントがちらほら。目標を高く掲げることはとてもいいことですが、それに到達するための努力が… まーそう言うんだったらやってもらいましょ。こっちも低いレベルに向けて指導しているつもりはありませんから。その代わり覚悟しなさいよ!
綾菜最後.jpg

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です
コメント*
名前*
メールアドレス*

TOP