ノア祭りでのエキシビジョン

アカデミー国分寺

今日(先週の土曜日)はノアの感謝祭。19:00から本当はコーチ達のデモマッチ。でも少し前に頼んでアカデミーの子供達のトーナメントで優勝したら渡辺コーチに挑戦と変更してもらいました。コーチの試合を楽しみにしていた方々、誠に済みません。

土曜日は外のコートもフットサルのもの。子供達に、いきなり試合をさせても観客を魅了するプレーは出来ない。だからお願いしてアップ用に少しだけ貸してもらいました。ここでも周りの人が応援し、協力してくれていることを噛みしめなければいけません。

雨が降り、しっかりアップ出来たという感じにはならなかったので、中に入り、コーチとラリーや、コーチに挑戦(ダブルス)に入れてもらいました。

親からはともかく人から好意を得た時には、最低でそれにしっかり感謝し、願わくば今まで以上にもっと頑張れるようになってもらいたいものです。

ともかく試合は始まりました。7ポイントタイブレークという短かいものだったので、ミスが目立ったり、少し手堅くなった試合でしたが、全体的にはいつもの練習のように出来ていたので、課題はクリアです。というのも、事前に子供達を集めいくつかの課題を出しました。

ひとつは「でかいテニスをして人を魅せる」。すなわち、いつもの練習通りにやり、いいショットを打ったり失敗したりする。特にこの「魅せる」に関して話をしました。“プロの試合を観る時にはお金を払う。何故だ?人に感動を与えられるプレーをするから、人はお金を払ってでも見たいと思うからだ。お前らの今日の役目は人を魅せることだ。でも心配することはない。いつも通りやれば、人は絶対に喜んでくれる。何故ならば私の指導しているテニス、そしてお前らの目指しているテニスはそういうものだからだ。だから変にミスしないようになどと考えないで、いつも通りやって上手く行ったりミスればいい。”

もう一つはキビキビやって、選手として、一人の人間としてのしっかりした姿勢を見せる。いつも言っていますが、ボールが上手く打てるだけではダメなのです。総合的に人間力(私の言葉で人としての全ての要素)が優れていないと。プレーをしていない時も魅せれなければ。

どちらも合格です!大勢の前で緊張して上手く出来なかった、ダラしない態度だったという試合はほぼありませんでした。

一人だけ  “何をやってんですか?”  というプレーをした者がいました。後で色々言わせてもらいましたが、よーく考えたら私が皆に話をした時にはまだいなかった。でもあいつにはそんなこと言わなくても出来て欲しかった。全く府中のお嬢様は…  あれ?誰のことだかバレちゃったかな?まーいいっか!また  “ウザい!”  と言われそうだけど…

決勝を勝ち取ったのは聖乃。渡辺コーチとの試合ではとてもいいプレーを見せてくれました。まだ  “そこでミスるの?”  というのもいくつかありましたが、大分成長して来た出来栄えでした。それにしても流石渡辺コーチ。ボールが深く、いいコースに振り分けて来る。これではまだ荒さがある聖乃は、いいショットで決めれても敵いません。でもこの試合は観客の皆さんが真剣に観てくれました。最後は聖乃のボケショットで幕を閉じました。皆から  “いいプレーだったねー!上手くなったねー!でも最後は聖乃らしかった!”  と変な賛辞をもらっていました。

後の大抽選会で果林がプライベートレッスン券を当て、チラッと私を見るので  “俺は知らんぞ!”  ウソですけど!

最後は頑張った皆にジュースを与え乾杯しました。色々なことがあって成長して行く子供達。これからも自分の身に起きる全ての出来事を、今日にように前向きに捉え、沢山学んで欲しいものです。

noa fair

 

 

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