お前ら、気を引き締めて行け!

アカデミー国分寺

先日、一般のゲームクラスを受講して頂いているHさんから、ジュニアアカデミーへと寄付を頂きました。

この方は、以前の職場でレッスンをしていた時からの生徒さんで、毎週そこ(結構遠い)から通って来てくれています。

その以前の職場では、私の誕生日にご自分で焼いたケーキを持って来てくれ祝ってくれたり、岩淵聡のパネルディスカッションを行った時にも駐車場整理を手伝ってくれたりしてくれました。

ノアにいらっしゃる時には、いつもフットサルのところのデッキで昼食をとられていて、そのときに私は外のコートでプライベートレッスンをしているのですが、いつも終わったときに飲み物を頂いています。

本当にいつもお世話になっています。

アカデミーブログのほうもいつも読んで頂いており、子供達をとても応援してくれていることを私に言ってくれます。いつも子供達の可能性、器用さを羨ましがりながら、子供達が何か成果をあげると、自分のことのように喜んでくれます。

言い方は変ですが、アカデミーに携わっていない方から今回のように寄付〈応援)を頂けることは、本当に有り難いことです。アメリカでは寄付ということが結構普通にありますが、これは裕福な人が税金でとられるくらいなら、自分の興味があるものに使うというものです。つまり税金対策になるシステムになっています。もちろん、これはこれで、尊いことですが、日本では公的なことにしか同じことが出来ません。つまり我々への寄付は、Hさんの全くの気持ちだけから成ることで、その見返りはないのです。

フットサルのところのデッキに、今までの寄贈に対してのパネルを掲示していますが、今回のも作っていた時に上記したことを考えながらやっていたら、久しぶりの涙が出てしまいました。ちょうどその時にアカデミーのチビがフロントに入って来たので、ビックリしてしまいました。バレたかな?と思ったのですが、レッスン中に何も言って来なかったので、大丈夫そうです!良かった!

でもやはり、明らかに自分の中のものが少し変わりました。今まで以上に、子供達がトレーニングをやっていて、挫けていい加減になった時に、私の声が大きくなっています。へこたれるな!全てより良いテニスが出来る自分の武器になることだろ!親も含めて自分達以外の人も応援してくれているんだぞ!という気持ちがこもっているからでしょう。

子供達にこの寄付の話をしました。そして “お前たちが直接この方にお礼を言う機会はないと思う。だからそれにはお前達がこれからも頑張って、より大きな成果をあげる。俺はもちろんいつもそういったことをブログに書くのだから、それをその方が読んで喜んでくれる。これがお前達の恩返しだ!” と伝えました。

早速トレーニング用具を注文しました!よく部活や他のクラブのトレーニング事情を耳にしますが、走る系ばかり。今の中空のラケットで、今のパワーテニスを上半身の補強、強化なしでやり続ければ、故障するのは当たり前です。それに “世界” が見えて来なくなる。

本当は感謝の意を、その方のレッスンの時にコート上で表すべく、優しい形で表現したいのですが、何ともいつも踊っているようなスイングを見せてくれるので、どうも私の接し方に変化は起きなそうです!でもHさん、私は本当に感謝しています。子供達もです。この頂いたパワーで、我々は一層進化して行きますので、どうぞこれからも暖かく見守っていてください。

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