皆さんこんにちは。今日はTTCに練習試合に子供たちを連れて行きました。といっても現地集合です！でも本当はS級のテストまであまり時間がないので、ノンビリしてられないのですが、子供たちは日々成長しているので、やるべきことをサボるわけにはいきません。
ＴＴＣでの元同僚の宅にお線香をあげさせてもらいに行き、妻の実家に（ＴＴＣから徒歩２分）寄って現地に到着すると、暗闇にひとつの小集団。いたいた！近寄っていくとやはり我が選手達！他のＴＴＣの選手たちはあちらこちらで動き回っているのに。”お前ら知っている奴いないのか？” と聞くと、ほぼ全員 ”しーん” ＴＴＣの選手で誰も知らないお前らってどんな選手だ？そしてコートへ集合するときも大人しい大人しい！全く普段の生意気さはどこへやら！まー確かに全国優勝などがチラホラいたのですが。でもこんなところで身分をわきまえる変な真面目さを出さなくても。
普段子供たちの試合を見に行くことがあまりできていないので、こういった練習試合でもまとめて観ることができるのはとても良い機会です。少し観てまず感じたのが、”こいつら戦ってるのか？” です。何にも伝わって来ない。相手の立場に立ってみても何にも怖くない。球を一生懸命打って入るかは入らないかだけやってる感じ。そんなんだから相手を嫌がらせるプレーの展開になっていない。いや、それ以前のやられないようにというタフさや工夫もない。うちのある一人に言ったことですが、 ”負けたら泣くくらいに戦ってみろ！” こだわるから悔しいのです。すごく悔しいから泣くのです。そこまで悔しいから、同じ思いをしないように日頃頑張って練習するのです。そして、だから上手く、強くなるのです。全くのん気では時間が過ぎるだけです。ノアの選手は皆いい子ちゃんです。色々しつけられて、抑え付けられているのが分かります。でなければ子供があんなにまとまった姿勢にはなりません。でもだから私とはやりたい様にさせています。これを生かして欲しい。もちろん我々は動物ではないので分別、礼儀があることは必要です。しかしそれを見た目からの角度で教えると味も素っ気もない人間になります。テニスをしようが会社で働こうが、何の魅力もありません。大変だけどやはり本質を教えなければ。本当に日本式がここでも！という感じです。テニスも教えると皆同じフォームになりますよね。中身が詰まっている（機能的である）か？は、ものすごく怪しいでしょ？ショットを作る（打つ）ための必要な動作が備わっていれば、あとは個人がやり易いようにやればいいじゃないですか。それこそより自然さがでるのでしょう？
ノアのおばあちゃんに２０年弱振りに会いました。私がＴＴＣでレッスンさせてもらっていたとき以来です。色々話していた中で （西村さん）”ノア、ルウに高橋コーチのこと聞いたら 全然怖くないー！ と言ってたから驚いたんですよ！” （私）”えっ、私怖かったですか？” （西村さん）”すっごく怖くて冗談なんか言う雰囲気じゃなかったんだから！” （私）”そうだったんですか、ハハハ！” 全く私は一般の方にまでそんなに失礼だったとは！そういえば最近私の前を知る人からよく言われるのは、 ”変さは変わらないけど、ずいぶん丸くなりましたね！” 最近お付き合いしている方々、良かったですね！だって変で怖いっていったら最悪じゃないですか！
これから定期的に人選を変えながらやることにしました。我が選手たちに早く戦手になってもらいたいですから！