皆さんこんにちは!このところ夏の陽気で、私の季節が近づいている!という感じですが、お元気ですか?今日はノアの日報にも書いたことを、皆さんにお伝えします。
私の指導姿勢はいつも同じですが、言葉を変え、表現を変えてやっています。それは…
誰もが初めはヘタです。と言うか、やり方を知らなかったり、やったことがないので出来ません。これをどう捉えるか?出来もしない内から出来ることを強制してもしょうがないでしょ?でもこの国では皆そうするんですよね。じゃ、習わなくても出来るやり方でやるしかないでしょ。それで無難さを維持しながら、少しずつプレーの仕方も成長させて行くんですよね。これじゃ、どれだけ時間がかかるのでしょう?かかっても手中に出来ればいいですけど、後で動作を変えられない人もかなりいます。結局一流のプレースタイルでテニスを出来る人、することを許される人は才能がある人だけです。何故なら、やり始めから比較的にやりこなせ、結果を出せるので周りから文句を言われません。つまり普通の人や晩熟型は、テニスの醍醐味を削いだテニスらしき物しかやれない(やらせてもらえない)のです。
それじゃ子供たちが可哀想ですし、何の為にテニスをしているのか分かりません。ましてそんなのがテニスだと勘違いさせたくありません。だからノアではプロのやっている技術を先ず学び、プレーの仕方を学び、それを私と一緒にいる時間内で、どれだけ成熟させられるかをやらせています。多くの者は私と離れてから自分のピークを迎えるでしょう。でも誰一人私の為にテニスをやってもらっている訳ではないですし、後でも 『これだけ出来るようになった!』 ということなどが聞ければ嬉しいことです。
だから皆んなに、何とかボールを入れることなどしないでドンドン失敗し、まず一流の技術を身に付けて欲しい。それからプレーの仕方や確率のことを考えて欲しい。いつも伝えて来ているつもりですが、どこまで伝わっているのか?目の前の失敗を怖がっていたり、ただ来るボールにだけ一生懸命になっているのを見ると… ハァ〜、空は高いですね…