気を付けたいこと

アカデミー国分寺

昨日3人の子供を練習から追い出し、次の日の練習を休ませました。
ことの発端は最近私が思うに、良くない仲間意識が出来ていることです。
上手い人間に寄り添って行ったり、おべっかを使う。上手い者はいい気になって親分気取り。今以上の上を見て頑張ることを忘れている。グループになって自分より弱い者を攻撃するといったことなどです。
テニスの良いところは、自分自身だけを見つめてやれることですし、ましてそうしなければ成長は望めません。必要なところで、良い仲間意識を出し、助け合い協力するだけです。あとは人がどうであれ、テニスは個人競技なので、自分のことだけに忙しくて仕方がないことが許されるスポーツなのです。
私は様々な場面で人選するときに、意味を持たないてきとうな選び方をしますし、子供たちにもそうさせています。これによって ”そんなことどうでもいいんだ!” と細かいことを気にせず、大切なことだけに神経を使えるように、という感覚を持って練習を円滑に進められるようにしたいからです。
少ない人数で考えられる組み合わせのパターンは決まって来ます。それ以上に、いつもフェアーに設定したりしてしまうと、展開がワンパターンになってしまい、子供たちの取り組み姿勢に変化を持たせられません。あえて理由を付けて設定すると、余計に意味合いが強くなって、それを意識させてしまいます。
とにかく何であれ、来たボールを自分の課題を持って打つだけの場にしたいと思います。
それなのに、上記の仲間意識の最悪のパターンである、集まって個人を攻撃するといったとても情けない、見苦しいことをやっていたので注意し、各自離れてトレーニングをするように2回指示をしましたが、一緒にいることに安心感、心地良さを感じすぎてしまっているせいか、私の言葉が耳に入りません。むしろ一緒になっていれば自分だけ叱られることはないといった弱さまでが伝わって来ます。そして攻撃は継続。直ちにその雰囲気を正すための指導体制を取ったわけです。
彼らに言わせれば、その者のやり方を注意していたというでしょう。でも愛情のないそのやり方は攻撃です。その者のためを思い間違いを正す、そしてこれを個人ベースでやって欲しいものです。
これからも様々なことが起きるでしょう。でも私は良くないと思ったことには毅然とした態度で向き合って行くつもりです。何故なら私は皆のことを愛しており、しっかり成長して欲しく、それが出来ないようであれば、身を引かなければならないという覚悟でいるからです。

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